日経レビュー先週分コピぺ、ブログひっさびさあ

あーブログ久しぶりすぎる。
インプットという名の読書好きすぎてこっち興味わかなかった
けどずーーっと読み続けたらまた文字書く方もやりたくなってきたので戻ってきた。
明日も記事出さないとだよーーーコメント返し終わってないよーーw

最近記事選ぶ基準、いかに趣味かだった以前と変わって、いかに知らないか、この機会に調べたいって知識欲わくかになってきた
知識欲尽きない尽きない、それどころか一つ知ったらこれもあれもまだ知らないじゃんてどんどん出てくるね



じゃあ、以下リゾートで書いた先週分。
この写真貼り付けるとさ、女子高生が書いたっぽく見えない?笑


こんにちは!タイのサメット島からの投稿です!写真は今見てる景色✨島で唯一wifiが繋がるオーシャンビューのレストランに3人でいます。
なんでここでこれ書いてるんだろう、という思いにも駆られますが...笑
中国にプログラムで行ったのと、経済が好きなことから中国の動向気になるので今回はそういう記事です!
【中国化工が巨額買収 遺伝子組み換え緩和】
【概要】
一言で言うと中国企業が中国政府の動向を読みながら新しい方向性を探る話です!
中国の国有化学企業、中国化工集団がスイスの農薬大手シンジェンタに430億ドル提示した。この金額は中国企業による海外企業の買収計画で過去最大である。
だが、大胆に海外進出すると同時に、中国化工は国内市場を強く意識しながらそうしている。
中国化工はいわばタコのような(事業体がたくさんある中央集権的)組織で、化学品から石油精製、タイヤに至るまで幅広い事業部門を持つ。同社のアグリビジネス部門は、肥料と農薬の主要生産者だ。そしてこの2つは、中国政府が抑制を望む、環境に優しくない製品カテゴリーだ。
中国農業省は昨年12月、2020年までに肥料と農薬の消費の伸びを止めたいと発表した。そのため中国化工はアグリビジネスを多角化する方法を探している。
ここで中国化工がシンジェンタを買収する理由は、シンジェンタが遺伝子組換え作物(GM作物)の大手であるからだ。現在の中国ではGM作物輸入が禁止されているが、中国化工は禁止措置が近く緩和されるとみている。中国政府は地球上の耕作地の10%足らずで世界の全人口の20%以上に食料を与えることに苦労しているからだ。GM作物は助けになる。
農業部門の中国の業界首位企業は今まさに外に出て大型買収を行っている。中国化工はこのトレンドの一端にすぎないという見解がある。

【見解】
まず中国の事情が色々とわからなかったので調べると
①国有企業とは
資本の一部を国が出資している企業。産業保護、エネルギー・食糧安全保障、財政上、国防上の見地から、鉄道、航空、通信、電力、石油、などに関する事業が国有化される例が多い。
それと反対に、元西側先進国のアメリカ、イギリス、日本などは小さな政府を目指し、そういった企業の民営化が進んでいる。

②国有企業があるなら民営企業もあるのか。
ある。GDPに占める割合は約4:6。しかし「国進民退」の言葉が表すように、税制等の面で優遇される国有企業の利益が増加する一方、民営企業は倒産が相次ぐという事情がある。工業部門の国有、民営企業一社あたりでは国有企業が10倍以上の利益をあげている。

③国が肥料と農薬をなぜ抑制するのか
他国からの圧力、などと言うよりは国内で土壌や水の汚染が進んでいるため。今の使い方では水や土地にかかる負荷がすでに限界をこえているから。

④遺伝子組換え作物について概観
生産上位国(アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、カナダ、インド、中国...)を見ていくと人口の多い国トップ10あたりとほとんど一致する。つまり自国の穀物の市場規模が大きい国で生産に積極的。
市場規模、栽培面積共に年々拡大。

最初記事を読んで、中国化工のこの動きが中国のなにを示すのか全然わからなかったのですが、色々調べると全体の動きがわかってきて面白いです。本当は中国化工の事業の内訳を見て、様々な事業の中でなぜ遺伝子組換え作物に注目したのか探りたかったのですが内訳は見つかりませんでした。ただ、必須である食糧の、しかも穀物であれば、国内で不足していて需要が保証されている。だからそこに参入していく確実な価値を感じたのだろうと推測します。
そしてこの転換は大手かつ国有企業であるからこそ可能である気がします。現在GDPの6割を占める民営企業の方にもこういった世界や国内の動向に合った変化をサポートしていく体制が必要であり、そこが今後の中国の伸びしろであると考えます。

【関連url】「遺伝子組換え作物をめぐる世界の状況について」
知っているようで知らない遺伝子組換え作物に関してよく掴める、JA共済の良論文。

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